ながぐつの2009年女子プロゴルファー各賞を発表！ [その他]
2009年、とうとう最後の日となってしまいました。そこで今年を締めくくるにふさわしく、ながぐつの2009年女子プロゴルファー各賞を発表します。ながぐつ得意のデータに基づくものではなく、どちらかというと、個人的な好みで選んだものです。ご了承ください。でも桃ちゃんは特別扱いしていません。
大賞 諸見里しのぶ
しのぶちゃんは、言うまでもないことですが、前年まで1年に1勝ずつしかあげられなかったのが、今年一気に6勝、惜しくも賞金女王は逃しましたが、メジャー2勝は立派です。勝負弱いと言われていたのが、精神的にたくましくなったと思います。全34試合フル出場、予選落ちなしは立派です。特に夏場に強かった。
でも桃ちゃんとは対照的にナイーブな性格で、一時期ブログも長い間休んでいたし、精神的に決して楽ではなかったと思います。6月4日のブログでは「最近の私は悩み事が沢山あって、テンパってます(+_+) ゴルフにしても、プライベートにしても人生にしても…。こーゆー時って色んな事が重なってしまうんですよね…(-_-;)」 と書いています。この時点ではすでにサロンパスで1勝あげていましたが、いろいろきつかったのだと思います。
友人やファン思いでもあります。2月16日のブログでこんなことを書いています。「ハワイで開幕戦を頑張っていたMOMOに「この日本の恥さらしがっ」っとギャラリーの方がおっしゃっていたと・・・・・・・。私はその場にいたわけでなく、本人から直接聞いたわけでもないので、その方がどーゆー状況で何を見てその言葉が出てきたのかわかりませんが、あまり言って良い言葉ではないとおもいます。誰にだって悪い時はあるから！！ 外国で試合をするとき、日本の選手は必死で戦っているとおもいます。もちろん自分が勝つためでもありますが、日本人として世界で勝つために！！ 私たち選手は多くの皆様からの一言一言がすごく励みになります。だから、すごく沢山応援してほしい！！！・・・」 そして、ブログの記事の最後にはいつも「皆様もどうぞ、お体に気をつけてお仕事頑張って下さい」のような、ファンを気遣う言葉が必ず付いてきます。自分を克服し、結果を残し、しかも周りへの気配り、すばらしい選手だと思います。
優秀選手賞 上田桃子 宮里藍
桃ちゃん、藍ちゃんに共通するのは、過密なスケジュールの中、日米のツアーに出場し、しかも結果を残したことです。桃ちゃんは米ツアー18試合、日本ツアー12試合出場しました。時差ぼけに悩まされながら、日本でのアクサでの優勝をはじめ、カナディアンオープン2位タイなど立派でした。今年前半、苦しい時期が続きました。5月22日のブログでは 「思うようなGOLFが出来ず、ストレス溜まりまくるGOLFが続き、パターの入らない日が続き、日本食が恋しい日が続き… それでも、嫌でも明日は必ずきます。嬉しい事があれば悲しいこともあるしそのまた向こうには悲しみを知る人のみぞしる、嬉しい事が待っています。桃………我慢だよ。やるっきゃない。」 ほんと、苦しかったのに、後半戦よく盛り返しました。桃ちゃんも、友人思いでもあります。最終戦のリコーの前、賞金女王争いでデリケートになっているしのぶちゃんを焼き肉に誘って励ましました。前にしのぶちゃんが3勝目をあげたときの6月29日のブログが印象に残っています。「しのぶも苦しい時期があったと思います実際側で見ていて、しのぶらしくないなぁって感じた事は多々あったから。でも、いつもそこには黙って練習してる姿があったから今のしのぶがあると私は思っています！！」 このことはながぐつも「桃ちゃんとしのぶちゃんの友情（その３）」でも取り上げました。
藍ちゃんは、米ツアー22試合で優勝1回TOP10入り13回、日本ツアー8試合で優勝1回TOP10入り5回はすばらしかったです。マナー、ファン思い、友人思い、人間的に非の打ち所がありません。ながぐつも「藍ちゃんと桃ちゃんの友情」で書いたように、前半戦不調の桃ちゃんを食事に誘ったり、エビアンでも一緒に食事したりして・・・。そんな藍ちゃんは、エビアンで最高のご褒美を得たことは、ご存じのとおりです。
大ブレーク賞 有村智恵
今年一番ゴルフがうまくなったのは、なんと言っても智恵ちゃんでしょう。去年1勝、賞金ランク13位から今年一気に5勝、賞金ランク3位です。去年の後半調子が出ず、3連続予選落ちや、大塚家具の最終ホールでダボを打って優勝を逃すなど、苦しかったと思います。智恵ちゃんを支えているのはハングリー精神だと思います。同級生の佐藤のぞみちゃんが紹介した「智恵ちゃんとカラス」のエピソードや、ツアーでも持ち金がなくて江里菜ちゃんからしょっちゅう借りていたことなどがあげられます。誕生日Vなど、桃ちゃんとの共通点が多いことも、ながぐつは11/23のブログで書きました。
フレンドリー賞 佐伯三貴
三貴ちゃんは、残念ながら今年も通算2勝目をあげることができませんでした。とくに富士通では最終日FRONT9までトップに立ちながら、もう一歩及びませんでした。しかし後輩からも先輩からも一番愛されている選手だと思います。ながぐつも9月6日の記事をはじめ、何度か取り上げましたが、桃ちゃん、しのぶちゃん、智恵ちゃん、江里菜ちゃん、はてはキンクミこと金田久美子ちゃんにまで誕生日祝いやプレゼントを贈っています。先輩たちにも可愛がられ、古閑美保さん、前田久仁子さんのブログなどにたびたび登場します。江里菜ちゃんとの誕生日パイ投げのエピソードは、ブログ記事ベスト5に選びました。
外国人敢闘賞 全美貞 宋ボベ 朴喜暎
全ミジョンさんは今季4勝、賞金ランク4位と大活躍でした。SANKYOで残り2ホールで連続ダボをたたいて優勝を逃すといったこともありましたが、勝った試合は圧勝が多かったですね。ながぐつはミジョンさんのプレースタイルがとても好きです。日本人も模範とすべきと思います。
宋ボベさんは日本女子オープン、ミズノといった大舞台で優勝し、力を発揮しました。美保さんを韓国料理の店に誘ったり、日本人選手とも仲がいいです。
あと、ミズノで最終日桃ちゃんと同組で回って2位タイに入った朴喜暎選手を上げさせていただきました。桃ちゃんと同じく、去年がルーキーイヤーの22歳。米ツアー25試合に出場、賞金ランク20位TOP10入り6回です。プレースタイルは何となく桃ちゃんに似ているし、ながぐつ好みの端正な顔立ちで可愛らしいです。
頑張って欲しいで賞 大山志保 原江里菜 金田久美子 笠りつ子
志保さんは米ツアーに初挑戦しましたが、怪我に泣かされた1年でした。今も左肘の状態が悪く、今月17日に内視鏡手術を行ったそうです。来年は特別保障制度の適用を受け、日本でプレーするようですが、一日も早い完治を祈っています。
江里菜ちゃんは今年特に後半、大スランプに陥ってしまいました。予選落ち11回、最終戦リコーは最下位と、親友智恵ちゃんとは明暗を分けました。ブログでもいろいろ悩んでいる様子がうかがえます。来季の巻き返しを願っています。
キンクミこと金田久美子ちゃんは、今年最も期待された大型新人でしたが、賞金ランク54位とシード権に届かず、QTも86位タイと振るわず落ちてしまいました。彼女は可愛いし、キャラクターはそのままでもいいと思いますが、来年は8試合程度しか出られないでしょうし、あまり遊び歩かずに、基礎体力をつけて捲土重来を目指して欲しいです。
熊本びいきのながぐつは、最後に笠りつ子ちゃんをあげたいと思います。去年QTに落ちてしまい、今年8試合しか出場できず、賞金ランクちょうど100位でした。マスターズGCの時に桃ちゃんの1組前でプレーしていたので、ながぐつは生で彼女を見ることができました。今年のQTでは2日目までの成績ではほとんど上位進出不可能な位置から、3･4日目に盛り返して39位タイで通りました。来年は30試合弱には出場できるでしょう。今年の我慢が実り、良かったです。
以上、ながぐつの独断と偏見で選んだ、2009年女子プロゴルファー各賞でした。え、さくらちゃんが入っていないって？ 今年の部門別成績では、さくらちゃんがほとんどトップですから、それで十分と思って敢えて選びませんでした。さくらちゃんファンの皆様、申し訳ありません。
というわけで、これで今年のながぐつのブログは打ち止めです。今日実家の三島へ帰ります。皆様、良いお年をお迎えください。
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yahooで検索した「桃ちゃん」ベスト10 [桃ちゃん]
土日は、母校である筑波大学で仕事でした。大学周辺を歩いていると、学生時代、入り浸っていた喫茶店とかがまだ残っていて、とても懐かしかったです。その中に混じって、おお～、次のような看板が～
「桃ちゃん弁当」なんて、こんなの、当然、学生時代にはありませんでした。佳林さんの桃ちゃん定食のように、我らが桃ちゃんと直接ゆかりのあるもの以外にも、日本中に「桃ちゃん」と名のつくものがいろいろあるのでは。そこでサーチエンジンで調べてみました。
まずYahooで検索したところ、約2,670,000件がヒット。Googleだと、約 3,250,000 件がヒットしました。
とても全部紹介できませんが、Yahooでヒットした順に、10個ほど紹介します（風俗系は除く）。
１．桃ちゃん弁当（茨城県つくば市） http://m.momo-chan.jp/ （上の看板がいきなりヒットしました）
２．インコの桃ちゃんのホームページ http://www2.biglobe.ne.jp/~momochan/
３．もものオフィシャルブログ（24歳の女性です） http://ameblo.jp/momo-minbe/
４．犬の桃ちゃんのブログ http://ameblo.jp/momo-minbe/
５．桃ちゃんぎょうざ（静岡県焼津市） http://www.mitsumomo.co.jp/index.html
６．Wikipedia斎藤桃子（愛称桃ちゃん、声優さんです） http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%8E%E8%97%A4%E6%A1%83%E5%AD%90
７．桃ちゃん闘病日記（ワンちゃんです） http://www16.ocn.ne.jp/~spot/sub80.html
８．桃ちゃんの日記（漢方薬のお店です） http://www.tourido.com/momo.html
９．桃ﾁｬﾝのMy Happy Diary（21歳の新米主婦のブログ） http://ameblo.jp/hm0426/
１０．上田桃子公式ウエブサイト http://www.momokoueda.com/
というわけで、我らが桃ちゃんは、なんとか10番目に登場。
このほかにも、犬や猫の桃ちゃん多数、子供の桃ちゃんの生育日記などヒットします。ペットの名前につけやすいのですね。
我らが桃ちゃんの応援関係のブログでは、40件目あたりにyurieさんのブログhttp://blog.golfdigest.co.jp/user/yurie/がヒットします。
ながぐつも含め、桃ちゃん応援の仲間たちのブログは、上位には出てきません。ホームページ制作会社に依頼すると、検索すると上位に出るようにしてくれるとか。そんなお金は我々にはありませ～ん。
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ながぐつの2009年女子プロのブログ記事ベスト5発表！ [その他]
年末にもかかわらず、一昨日から今日まで、つくばで仕事です（集中講義(T_T)）。したがって皆さんご要望の、女子プロゴルファーのブログへのコメント数ランキングの集計作業は、いっこうに進みません。そこでつなぎの企画、ながぐつが独断と偏見で選んだ、2009年女子プロゴルファーブログのお気に入りの記事をお送りしたいと思います。
ベスト5とかやると、当然、桃ちゃんのブログが上位を独占してしまうので、1人１つずつとして、印象に残った記事をベスト5あげてみました。
第1位：上田桃子：「色々」（9/16）
桃ちゃんの素直な心情と決意がよく表れている記事です。桃ちゃん自分の性格について、よくふてくされているよっって言われるけどそんなことないのにって思う、でも人間的に成長して行かなくてはって思っていると書いています。また藍ちゃんは正反対のタイプかもしれないけれど、とても尊敬している。あのような素敵な人になっていければもっと強くなれると思っている。でも作った私ではなく、素の上田桃子でいたい！！と書いています。とても心に響きました。先着10名の人の質問に答えるというファン思いの企画を設定してくれたのもこの記事です。その翌日のブログ「回答だっちゃ」では、約束通り10名への回答が。嬉しかったですね。
第2位：宮里藍「感謝」 （7/27）
藍ちゃんがエビアンで米ツアー初優勝したときの記事です。藍ちゃんの記事は、いつも素直な心情を吐露していて、ファン思いで感心させられるのですが、この記事をベストに選びました。プレーオフまで自分を見失う事なく出来たのが不思議だったけれど、きっと苦しい時の経験がこういう場面で生きたんだ、絶対に無駄じゃなかったと、胸を張っていえる、と書いています。そして、桃子、江里菜、智恵、美香ちゃんがグリーンサイドで待っていてくれたこと、大山さんがプレーオフの前に励ましてくれたことがもっと嬉しかったと書いています。アメリカで孤軍奮闘してきた藍ちゃん。後輩たちの前で優勝できて、自分は一人じゃない、「あーー書いていてまた涙が出そうです」って。ほんと感動しました。
第3位：有村智恵：「やりました」(9/27)
この記事は、智恵ちゃんが宮城テレビ杯で優勝したときの記事です。東北高校時代の3年間、苦しいつらい思い出もいっぱいあったけれど、周りの人に支えられて何とかやってこれた。その人たちに恩返しするために、この試合だけは、どうしても勝ちたかった、と書いています。智恵ちゃんの強い思い入れが、ひしひしと伝わってくる良い記事です。桃ちゃんは、このとき、智恵ちゃんと優勝を争って2位。智恵ちゃんが何度も跳ね返されてきた桃子先輩に初めて勝った試合です。気持ちでつかみ取った勝利でした。このときばかりは桃ちゃんより気持ちで上回ったのかなあと思います。
第4位：佐藤のぞみ「智恵ちゃんとカラス」(5/24)
高校生の時中京ブルヂストンの選考会に出たときのこと。智恵ちゃんがアプローチの練習をしていたら、カラスが1羽飛んできて、智恵ちゃんがなけなしのお金で買った昼飯のメロンパンをとっていっちゃったのです。智恵ちゃんはそのカラスを追っかけて、木の上に止まっているカラスに向かって「カア」と叫ぶと、カラスも「カア」といって、くわえていたメロンパンがポトリと落ちてきて、智恵ちゃんの勝ち。智恵ちゃんはカラスのよだれがいっぱいついて、もう食べられなくなったメロンパンを取り返して、満足そうに戻ってきたという話です。まるで童話のような話ですが、高校時代のつつましさが伝わってきますね。智恵ちゃんは自分のブログのコメントにこの話題がつきだして、あわててのぞみちゃんのブログを見に行き、次のブログでは「あの時はお金も無かったから、お昼ご飯がコンビニで買ったそのメロンパンだけだったんで…必死でしたね。えぇ。やっぱり貧乏敵なしですよ。その気がありゃカラスにも勝てるんです。」と書いていました。
後日談：2010/1/24のジャンクスポーツに智恵ちゃんが出演し、この話をしました。パンは袋に入っていたようで、取り返したパンは、食べたそうです。
第5位：佐伯三貴「江里菜」(9/29)
最後は爆笑ネタです。三貴ちゃんの誕生日に、江里菜ちゃんがケーキを買ってきてくれて、みんなで誕生日パーティー。店の電気が消え、三貴ちゃんがろうそく消したあと、江里菜ちゃんが、そのケーキを三貴ちゃんの顔にベチャ！ 一瞬の出来事に何が起こったのかわからない三貴ちゃんでしたが、顔面生クリームだらけになっていました。江里菜ちゃんの誕生日の時に、仕返しされたことは言うまでもありません。
以上、ながぐつが独断と偏見で選んだ、ベスト5でした。
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プロゴルファーの1年間の必要経費 川原徹夫氏のブログから [その他]
前回のブログ更新頻度のランキングですが、一部間違っていました。川原由唯プロが、システムトラブルで12月以降更新していないとお伝えしましたが、お父様の川原徹夫氏のブログに間借りして継続しており、7日からは新しいブログを新装開店して、毎日記事を書いておられました。それを入れて集計し直した結果、由唯ちゃんが29.5回で彩子ちゃんの29.4回をわずかに抜いてトップに。お詫びして訂正させていただきます。
しかし、親子でほぼ毎日更新しているのは、この川原親子ぐらいかと思います。それもお父様の川原徹夫氏の記事は、半端じゃない充実ぶりです。毎日内容の濃い長い記事が朝の5時頃アップされています。由唯ちゃんは今年賞金ランク42位、8位タイが3回。小柄ですがファッショナブルでかわいいお嬢さんです。お父様ととても仲が良くて、お父様が時々キャディーも勤めておられます。
せっかくですので、その川原徹夫氏のブログの中に、興味深い記事がありましたので、紹介させていただきます。今年8月7日から8日にかけての2つの記事にプロゴルファーの1年間の必要経費がかかれています。
http://blog.golfdigest.co.jp/user/teppoh2/daily/200908/07
http://blog.golfdigest.co.jp/user/teppoh2/daily/200908/08/
1年間日本女子ツアーの全試合に出場すると、おおよそ700万円の費用がかかるそうです。その内訳は、以下の通りだそうです。1回の費用は、ホテル5万円、レンタカー4万円、交通費1～6万円、それに食費、キャディフィー帯同だとさらに10万円がかかるそうで、ハウスキャディーを使っても1日1万円。しめて20～25万円が1回にかかるそうです。つまり少なくとも予選は通らないと持ち出しと言うことになります。
したがって、年間700万円以上稼がないと、赤字と言うことになります。2009年、700万円を超えているのは、賞金ランク72位の佐藤のぞみちゃんまでで、73位の新井麻衣ちゃん以下は、ツアー賞金だけでは、赤字ってことになります。でもこの金額では、収入ゼロってことですから、シード権獲得ラインの1400万円稼いで、やっと人並みの年収が得られるということになるでしょう。
川原由唯ちゃんの場合、2003年のプロテストにトップ合格、10試合の出場権を獲得し、お父様が帯同されましたが、獲得賞金は159万円で赤字です。翌年のQTに落ちてしまって2004年は6試合しか出場できず、当然これでは必要経費が出ないので、一人で行かせることにて、233万円を獲得。試合以外の時はゴルフ場で働いて、何とか黒字になったそうです。翌年はQT通ったのですが、逆に全試合出場すると700万円かかるわけなので、うれしい反面、心配だったそうです。しかし幸いなことに2005年以降、由唯ちゃんは毎年1400万円以上を獲得し、何とかシード権をずっと獲得しています。
桃ちゃんをはじめとするトッププレーヤーは、スポンサーもたくさんついて、そんな心配はいらないのかもしれませんが、そんな選手はせいぜい50人ぐらいであって、大部分の選手は日々の生活費を得るのにも四苦八苦しているのです。厳しい世界です。
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2009年、ブログをたくさん更新したのは誰？ [ツアー記録]
成績データベースの整備はまだまだ途中なのですが、それとは別に、またまた馬鹿なデータを取ってしまいました。
女子ゴルファーの中で、ブログを開設している人はたくさんいますが、どれくらいの頻度で更新されているかを集計してみました。ながぐつは、全員のブログを見ているわけではないので、ブログを開設している人で、抜け落ちている人がいるかもしれません。たとえばあすみん、こと辻村明日香さんとか、抜けています。一応今年活躍した選手と言うことで、お許しください。また、1月や2月までさかのぼれないブログもありました。
1ヶ月あたり、どれくらい更新されているかということで、30日あたりのブログ更新回数を計算しました。なお、この中には事務局など本人以外の更新も含まれています。また、茜ちゃんは、妹のはるかちゃんの記事も含まれています。
ごらんの通り、一番まめに更新している選手は、上原彩子プロという結果になりました。ほぼ毎日更新しています。 ほんと、まめだなあ～。2位は川原由維プロです。11月まで、トップを伺う勢いでしたが、12月にシステムの不具合で、現在更新できなくなっています。第3位の前田久仁子プロもほぼ毎日更新しています。この3人は抜きんでています。
注目すべきは4位のキンクミこと金田久美子プロ。3月はなんと41回の更新。月を追うごとに更新回数が減っていって、12月はまだ1回しか更新されていません。成績が思うようにあがらなかったのが影響しているのかもしれません。
我らが桃ちゃんは、堂々の6位です。よく更新してくれていると思います。
これらの選手の月別の平均更新頻度を見ると、3月が一番多いです。シーズン中になると更新回数が減るかと思いきや、そうでもないですね。しかしシーズン後半になると、疲れのせいか、更新回数がやや減ってくるように見えます。
それに対して、ファンからのコメント数がどれくらいあるのか、人気のバロメータでもあり、興味あるところですが、集計が大変なので、今回はこれだけにしておきます。
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2009年、ボギーよりバーディーをたくさん取ったのは誰？ [ツアー記録]
またまた2009年の日本ツアーでの記録を集計してみました。
今日は、ボギーよりバーディーをたくさん取ったのは誰かを計算しました。ここで算出したのは1ボギーあたりのバーディー数という指標です。つまりボギー以上を1つ打ってもバーディー以下を2つとれば、この指標の値は2.00ということになります。なお、10ラウンド以上出場している選手を対象としました。以下の表をご覧ください。TOP20を示しました。
この数字が1以上の値を示す選手は、日本ツアー出場265選手中、19人しかいません。つまりそれいがいの選手は、バーディー以下よりもボギー以上を多く出しているわけです。
これをみるとさくらちゃんが1.84でトップ、賞金女王を裏付けられた結果となりました。続いて、ミジョンさん1.82、ジエちゃん1.70、智恵ちゃん1.62、藍ちゃん1.52と続きます。しのぶちゃんは1.45で8位と意外と低いことがわかります。
バーディー以下を一番取ったのはさくらちゃんの371個で、次いで智恵ちゃんの365個、しのぶちゃんの337個と続きます。バーディー以下を取った確率にすると、ミジョンさんが21.1％でトップで、ついでジエちゃん20.6%、さくらちゃん20.5%、智恵ちゃん20.2%となり、確率が20％を超えるのはこの4人しかいません。
逆に指標が1以上の選手でボギー以上をたたいた確率の高い選手は、アッコさんの18．6％を筆頭に、三貴ちゃんの17.4%、真夕ちゃんの16.8%となります。この3人が上位に顔を出しながら未勝利に終わったのは、このあたりに原因があると思われます。
我らが桃ちゃんは、 どうでしょうか。この指標値は1.34で10位です。バーディー以下を奪う確率は18.1%で12位、ボギー以上をたたく確率は13.5％で10位です。TOP20の選手の中では中ぐらいです。来季はバーディ以上を多くし、ボギー以下をもっと少なくすれば、結果はおのずとついてくるでしょう。
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2009年、65以下のスコアで回った選手は誰？ [ツアー記録]
日米ツアーが終わってしまって、つまらないながぐつは、2009年日本ツアーにおけるトーナメントの記録のデータベース化に着手し始めました。約1万件を超える選手別ラウンド別記録を整理中です。
今回は整理中のデータの中から、18ホールで65以下のスコアで回った選手を抜き出しました。以下がその表です。
最小スコアは、智恵ちゃんがエリエールで出した62で、記憶に新しいところです。智恵ちゃんはこのとき、通算20アンダーで圧勝でした。また、しのぶちゃんがプロミスレディースで1試合2回も64を出しているのが目につきます。このときのしのぶちゃんも通算18アンダーで2位に5打差をつけての優勝でした。
65以下のスコアをマークした回数では、さくらちゃんと智恵ちゃんが4回ずつでトップです。そのときにはそれぞれ2回ずつ優勝しています。次いでミジョンさん、茜ちゃん、三貴ちゃんが3回ずつあります。ミジョンさんはこのうち2回優勝していますが、茜ちゃんと三貴ちゃんは未勝利に終わりました。あとは、舞衣子ちゃんが2回65を出しているのが光ります。
水色に塗った部分は、そのときの試合で優勝した選手です。65以下のビッグスコアを出したときの優勝確率は25％と意外と低いです。やはりビッグスコアが出る時は、ツキにも恵まれた結果であり、他の日もそこそこの結果を出さなければ勝てないことがわかります。しかし、さくらちゃん、しのぶちゃん、智恵ちゃんミジョンさんの1億円プレーヤーに限ってみると、優勝確率は62％となり、この4人は運だけではなく実力も十分に備わっていたことがわかります。
さて、残念ながらこの中に桃ちゃんの名前はありません。桃ちゃんが65以下のスコアを出したのは、ルーキーイヤーの2006年のミズノクラシックにおける64の1回だけです。今年は宮城テレビ杯、エリエールで智恵ちゃんにビッグスコアを出され、優勝を逃しました。桃ちゃんが日米通じてさらに強い選手になるには、60台を安定して出せるようになり、かつ65以下のビッグスコアも出せるようになることだと思います。
p.s 参考：桃ちゃん、カナディアンオープンの最終日に65出しています（ただしPer71です）
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藍ちゃんと桃ちゃんの友情 [桃ちゃん]
今日は、さすがにデータが尽きてきたので、女子プロゴルフファンなら知っていることですが、藍ちゃんと桃ちゃんの関係について少し書きたいと思います。
藍ちゃんは、アメリカツアーの参戦して4年目の今年一気に開花、エビアンマスターズでアメリカツアー初優勝をあげたのを始め、賞金ランク3位、TOP10入りは22試合中13回で確率59．1％は堂々の1位タイという素晴らしい成績を収めました。日本でもわずか8試合でSANKYOレディースで優勝するなど11試合参戦の桃ちゃんを超える賞金ランク14位に入りました。
そんな藍ちゃんと桃ちゃんの1つ上のお姉さんですが、2人はジュニアの時代から、しばしば試合で顔を合わせていました。早くから頭角を現した藍ちゃんは、高校3年生の時の2003年の宮城テレビ杯でアマチュアで優勝し、プロ入りした後の2004年は4勝、2005年は5勝でいずれも賞金ランク2位にはいるなど、大活躍でした。
まだ芽が出る前の桃ちゃんは、そんな藍ちゃんはあこがれの存在であり、藍ちゃんのことを目標にしていたようです。テレビのインタビューでもそう答えていました。そして藍ちゃんのことをいろいろ真似してみました。
まずサングラスをかけてみましたが、うまくプレーできなかったようです。それから藍ちゃんが食事をゆっくり時間をかけて食べると言うことを本で知り、これも真似してみましたが、桃ちゃんには合わなかったようです。真似するのをやめて、自分のスタイルを確立した桃ちゃんは、日本ツアー本格参戦2年目の2007年に初優勝、年間5勝をあげて一気に最年少賞金女王に上り詰めました。
この年藍ちゃんはアメリカツアー参戦2年目でしたが、大スランプに陥っており、低迷していました。一時帰国して参戦したミズノクラシックでも68位タイと散々な結果でしたが、優勝した桃ちゃんを祝福している姿がテレビで何度も映し出されていましたね。自分が絶不調でもあり、しかもアメリカツアーで先に優勝されてしまったにもかかわらず、よく祝福できるものだと、ながぐつは思いました。
2008年は桃ちゃんがアメリカツアーに参戦します。これまでアメリカで孤軍奮闘だった藍ちゃんに心強い仲間が加わりました。今年正月のテレビ東京の番組の中で、藍ちゃんは「今の私の心の支えは桃子ちゃんです」とはっきり答えていました。桃ちゃんも、右も左もわからないアメリカでのことを、藍ちゃんがいろいろアドバイスしてくれて、相当助かっていたようで、しばしばブログで藍ちゃんのことを書いていました。
今年2009年は藍ちゃんは序盤から好調でしたが、桃ちゃんは逆に不振でした。そんな桃ちゃんを、藍ちゃんは食事に誘ったりして励ましてあげたりしていたようです。そしてエビアンマスターズ、ついに藍ちゃんがプレーオフの末初優勝。後輩の智恵ちゃん、江里菜ちゃんらとともに、桃ちゃんは真っ先にグリーンに飛び出し、祝福のウォーターシャワーをかけ、抱きついている様子がテレビの映像で流れました。このときも2人は試合前に食事に行ったことが桃ちゃんのブログで紹介されていましたが、桃ちゃんは自分のことのように嬉しかったことでしょう。
藍ちゃんのブログにも、桃ちゃんが登場します。2008年9月に日本女子オープン出場のために一時帰国した時に、一緒にランチしたと書いています。そのとき藍ちゃんは桃ちゃんのことを以下のように評しています。
「彼女は繊細なところを持ち合わせた、さばさばした子です☆ 私も割りきりが早い方ですが、その上をいきます(笑) 素直で、ちょっと天然です(^_-)それがまた可愛いです☆ 」
今年アクサで桃ちゃんが優勝したときも、藍ちゃんはすごく喜んで、そのことをブログに書いています。
今後も、桃ちゃんは、藍ちゃんの背中を追っかけて、2人は励まし合い、刺激し合いながら、アメリカツアーを戦っていってくれるものと思います。
以下は藍ちゃんのブログ中の桃ちゃんに関する記事です。
http://www.ai-miyazato54.com/blog/2008/09/OldBlogData200.html
http://www.ai-miyazato54.com/blog/2009/08/post-26.html
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2009年4日間大会の平均ストロークはしのぶちゃん首位 [しのぶちゃん]
先日毎度楽々さんが、ながぐつの「ジニ係数」の記事をブログで紹介してくれました。毎度楽々さんは、しのぶちゃんをはじめ女子プロゴルフのブログとしては最も充実した記事を頻繁に書いておられる方です。 紹介していただいた日は、1日のアクセス数が500件近くになりました。ありがとうございました。そこで今回は、毎度楽々さんに敬意を表し、しのぶちゃんに関係あるデータを示したいと思います。
下の表は、4日間大会（4大メジャー大会＋サントリーレディース）の平均ストロークを計算し、TOP20までの順位を、2009年における全34試合の平均ストローク順位と比較したものです。4日間試合の順位は、5試合中3試合以上出場した選手を対象にしました。
これをみると、しのぶちゃんが、なんと60台をマークしてトップです。年間を通じての平均ストローク（しのぶちゃんは全34試合出場）は5位であるにも関わらず獲得賞金は2位で、最後の最後まで賞金女王を争いましたが、これは4日間大会5試合中3試合で優勝していることが大きな要因といえます。残りの2試合も4位、2位タイです。それだけ、大試合に強くなった、勝負強くなった1年であったといえます。
一方の桃ちゃんはどうでしょうか。LPGAの公式記録にはありませんが、出場11試合の平均ストロークはしのぶちゃんに次いで6位相当であるのに対し、4日間大会のそれは3試合出場で12位と、かなり下げています。順位は15位タイ、10タイ、6位タイでした。一番記憶に新しいリコーでは、2日目に単独トップに立ちながら、3日目に3オーバーとスコアを落としました。他の2試合も、オーバーパーの日がそれぞれ2日、1日あったのが、数字上の原因と思われます。
4日間大会が多いアメリカツアーで、優勝争いに絡むには、すべての日をアンダーパーで回り、さらに1日は爆発することが必要ではないかと思います。
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まだまだあるぞ。桃ちゃん日米成績の比較 [桃ちゃん]
土曜日もながぐつは仕事でした。またまた帰りの電車の中で、データを分析しています。これをアップしたのは日曜日の午前0時ですが、時間指定予約でアップしていますので、その頃電車に乗っているわけではありませんので、ご心配なく。
さて、下の表は、桃ちゃんのアンダーパー率、60台ラウンド率、TOP10入り比率のアメリカと日本における2008年と2009年の成績を表したものです。アンダーパー率はアメリカでは47.7%→53.2%と改善していますが、日本では60.5%→52.8%と悪化し、日米でほぼ同じになっています。一方60台ラウンド率はアメリカが20.0%→22.6%、日本が25.6%→27.8%と日米ともやや多くなっていますが両者には依然5％の開きがあります。日米ともアンダーパーはそこそこ出るものの、アメリカでは爆発することが少ないというのは、厳しいコースセッティングのせいでしょう。
次に、円グラフをご覧ください。桃ちゃんの日米の順位の内訳を表したものです。
これを見ると、日米での差は歴然としています。2009年で見ると、日本では11試合戦って1勝を含む7回のTOP10入りがあるのに対し、アメリカでは、18試合戦ってTOP10入りは2回しかありません。しかも予選落ちが3回あります。2008年からの変動で見ると、日本ではTOP10入り比率はアップしているものの、優勝が2勝から1勝に減少しました。アメリカではTOP10入りも3回から2回に減っています。
まとめますと、前回まで見てきたように桃ちゃんは部門別成績は良くなっているものが多いにも関わらず、順位には必ずしも反映されていない、ということがいえます。
もちろん、来年の桃ちゃんは違います。一層勝負強くなって、日米で優勝争いを演じてくれることと思います。
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