桃ちゃんの日本ツアー部門別成績の分析(その1) [桃ちゃん]
今回から2回にわたって、桃ちゃんの2009年日本ツアーにおける部門別成績を、2008年と比較してみたいと思います。
桃ちゃんの2009年日本ツアーの獲得賞金額は¥42,380,260で、2008年の¥54,617,651から1200万円ぐらい減りました。順位も17位から21位へと少し下げています。これは各部門の成績が下がったせいなのでしょうか? 今回は、平均ストローク、平均パット数、パーセーブ率で見てみたいと思います。
桃ちゃんの試合数は2008年が13試合、今年が12試合で、ラウンド数も2008年が43ラウンド、今年が39ラウンドと少ないので、LPGAの公式の記録には載ってきません。つまり、ながぐつだけの分析です。
まず、下の表が平均ストロークです。
これを見ると、順位は3位相当から6位相当へ下げているものの、平均ストロークは良くなっています。つまり今季は、さくらちゃん、しのぶちゃん、智恵ちゃん、ミジョンさんの4人の1億円プレーヤーにイチヒさんを加えた5人が良すぎたのであって、桃ちゃんが決して悪いわけではないのです。
次は平均パット数です。下の表をご覧ください。
桃ちゃんはパットが苦手なことが、この表からよくわかります。しかし、去年よりは若干改善し、順位も17位相当から、10位相当へとあげています。
次は、パーセーブ率です。下の表をご覧ください。
これを見ると、パーセーブ率は上がっているのに、順位は2位相当から6位相当に下がっていることがわかります。これも、4人の1億円プレーヤーにイチヒさんが桃ちゃん以上に良かったためです。
このように、桃ちゃんの獲得賞金額が減ったのは、ゴルフが下手になったからではありません。さくらちゃん、しのぶちゃん、智恵ちゃん、ミジョンさんの4人がうまくなったのです。そのため、この4人が賞金も独占し、桃ちゃんはじめ、他の選手がそのあおりを受けたということができます。前回の分析にあったように、賞金格差が広がったのは、まさにこのためといえます。
次回は、パーオン率、平均バーディ数、リカバリー率について見ていきたいと思います。
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