2009年、ショートホールでの平均ストロークランキング [ツアー記録]
1年で仕事が最も忙しい時期にさしかかっていても、せっせと2日に1度、ブログを更新するながぐつです。
さて、今回は、2009年日本ツアーにおいて、ショートホール（Per3）での平均ストロークランキングをご紹介したいと思います。これも計算が難しくて、計算方法をずっと考えていて、何とか出すことができました。対象は例によって２０ラウンド以上回った選手です。
以下がその結果です。
平均ストロークが３未満、つまり平均してアンダーで回った選手は、７人しかいないことがわかります。１位はさくらちゃんの2.945です。バーディー以下を取った率でも18.16％と2位になっています。2位はミジョンさんの2.966、さすがですね。
3位はやっと上位にきました。三貴ちゃんです。三貴ちゃんはバーディー以下を取る確率では18.28％とさくらちゃんを凌いで堂々の1位です。もともとパットの得意な選手で、平均パット数は昨年も一昨年も2位に入っています。
4位に入っている古屋京子選手は、福岡生まれの29歳、昨季は27試合に出場し賞金ランク65位の選手ですが、健闘していますね。
5位がチヒさん、6位が藍ちゃん、7位が不動さんで、ここまでがアンダーパーです。しのぶちゃんが8位、智恵ちゃんが12位となっています。
我らが桃ちゃんは、3.032で21位です。20位まででは載せきれなかったので、敢えて1つ増やして載せました。バーディー以下を取る確率は10.90％で63位です。ショートホールはそんなに得意じゃなかったといえます。
次回は何をやるか、もうおわかりですね。そうです。ロングホール（Per5)での平均ストロークランキングです。さて本年4回目の問題です。
問題1：ロングホール（Per5)での平均ストロークランキングトップの選手は誰でしょう？
問題2：上記の桃ちゃんの順位は何位でしょう？
問題1は、上位者はだいたい予想がつきますから、誰か当たるでしょうね。
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2009年、ボギーをたたいた次のホールの成績ランキング（その２） [ツアー記録]
最近仕事が忙しくて、皆さんのブログに訪問できないながぐつです。しかし自分のブログだけは2日おきにせっせと更新しております(^_^;)
さて、ボギーの後の次のホールの成績ランキング、２回目です。
今回は、ボギー・ダブルボギーを打った後、またボギー以上を打つ確率の低い順に選手を並べました。２０ラウンド以上回った選手を対象としています。その結果が以下の表です。
ご覧の通り、藍ちゃんが9.62%と最も少なくなっています。連続ボギーをたたかないと言うことです。さすが、安定しています。シンヒュンジュ選手が2位、大谷奈千代選手が3位（8試合に出場、賞金ランク88位です）、4位以下はさくらちゃん、ボベさん、しのぶちゃん、ミジョンさん、美保さんと、そうそうたるメンバーが名を連ねています。桃ちゃんはその次、9位でした。やはり安定しています。
意外なのは智恵ちゃん、18位です。36回も連続ボギー以上があります。昨季はそれを補ってあまりある爆発力があったということですね。あと主な選手では、晃子さんが21.15％で54位と、荒れていましたね。最下位（118位）は、東尾理子さんの42.16％でした。
ついでに、ボギー・ダブルボギーの後、パーを取る確率の高い順に並べたのが以下の表です。
トップの菊地絵理香選手は、わずか10試合の出場、賞金ランク68位ですが、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯で6位タイに入っています。桃ちゃんは、ご覧の通り5位です。バーディーの後もパーが首位、ボギーの後もパーが上位と、意外にも手堅い昨季の桃ちゃんのゴルフでした。
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2009年、ボギーをたたいた次のホールの成績ランキング（その１） [ツアー記録]
ボギーの後のホールが大事だとも、良く言いますね。
そこで前回の予告通り、今回はボギーの後の次のホールの成績ランキングを紹介したいと思います。
対象は20ラウンド以上回った選手、それからボギーとダブルボギーのみを対象とし、トリプルボギー以上は、計算が面倒なので省きます。
ボギー・ダブルボギーの後、すぐ次のホールでバーディー・イーグルで取り返した確率の高い順に選手を並べた結果が、以下の表です。
ご覧の通り、三塚優子ちゃんが21.63％でトップです。飛ばし屋と言われる選手を見てみると、さくらちゃん3位、晃子さん8位、タミー10位と、上位にきています。やはりボギーを打ってもすぐ取り返せるところが強みですね。あと韓国勢も全美貞さんが2位、李知姫さん4位、宋ボベさん5位と強いですね。
あと主な選手では、藍ちゃんが15.38％で26位、智恵ちゃんが14.42％で35位となっています。
桃ちゃんは、全く圏外です。12.94％で57位となっており、スコアを戻すことはあまりできなかったといえます。
次回は、連続ボギーを打たない確率ランキングを、紹介したいと思います。桃ちゃんは、いかに・・？ ちなみに、連続ボギーを打つ確率の一番高い選手は、”靴下をはかない人"と婚約した選手です。
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2009年、バーディーを取った次のホールの成績ランキング（その２） [ツアー記録]
では今回は、2009年日本ツアーにおいて、バーディー・イーグルの次のホールを、手堅くパーでまとめる確率の最も高かった選手ランキングを発表します。対象は20ラウンド以上回った選手です。
下の表のようになりました。
ご覧の通り、桃ちゃんが76.92％でトップでした。さすが桃ちゃん、手堅かったですね。しかし、この結果は本人はあまり嬉しくないでしょう。 主な選手では、さくらちゃんが68.86％で44位、しのぶちゃんが12位、智恵ちゃんは71.30％で26位、ミジョンさんは67.85％で52位、藍ちゃんに至っては60.92％で102位です。20位以内にシード圏外の選手が10人もランクインしています。
要するに桃ちゃんは、連続バーディーを取り切れず、残念なパーも結構多かったのでしょう。もっと強くなるには、やはり続けてバーディーを取りたいところですね。今年はこの順位が下がって連続バーディーランキングがトップになることを期待します。
ということで、正解は
Q1 バーディー・イーグルの次のホールを、手堅くパーでまとめる確率の最も高かった選手→桃ちゃん
Q2 桃ちゃんのパーでまとめる確率の順位は→1位
とりおやぢさんが正解しました。おめでとうございます。
次回は、ボギーの後の次のホールの成績ランキングを紹介したいと思います。
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2009年、バーディーを取った次のホールの成績ランキング（その１） [ツアー記録]
やっと前々から出したいと思っていたデータが出せました。バーディーかイーグルをとった後のホールが大事と、よく言われますね。次のホールの成績を集計してみました。これが結構難しくて、この計算方法をこの１ヶ月ぐらい考えていて、やっとうまい計算方法を考えついたので、やってみました。
2009年日本ツアーで、20ラウンド以上した選手を対象にしました。まず、バーディーかイーグルをとった後、また、バーディー以上を取る確率の高かった選手から順に並べたのが次の表です（アルバトロスの後は計算が面倒なので入っていません。智恵ちゃん、ごめんなさい）。
バーディーの後バーディー、つまり連続バーディーを取る確率の一番高いのは、ダントツで藍ちゃんです。4回に1回以上、連続バーディーです。この辺に藍ちゃんの昨年の強さが表れていますね。2位は出入りの激しいゴルフをする確率が高いと前回書いた、福嶋晃子さんです。3位に智恵ちゃんがはいりました。さくらちゃんは7位です。あと20位圏外の主な選手としては、ボベさんが15.35％で21位、しのぶちゃんが14.50％で30位、イチヒさんが、12.39％で52位、桃ちゃんは、あれれいない・・・、いました、10.26％で84位タイでした。
次は、バーディー・イーグルを取った後に、ボギー以上打つ確率の少ない順に20人の選手を並べてみました。以下の表の通りです。
ご覧の通り、智恵ちゃんが1位ですね。さすがです。2位が茜ちゃん、3位瑠衣さん、4位がしのぶちゃんと続き、我らが桃ちゃんは、藍ちゃんに次ぐ10位につけています。ミジョンさん11位、さくらちゃん12位です。20位圏外の主な選手は、美保さんが16.78％で28位、優子ちゃんが17.50％で39位、晃子さんが20.74％で、63位です。やはり出入りの激しいゴルフをする選手は下位の方ですね。
さてここで今年3つ目の問題。
Q1 バーディー・イーグルの次のホールを、手堅くパーでまとめる確率の最も高かった選手は誰でしょう？
Q2 桃ちゃんのパーでまとめる確率の順位は何位でしょう？
上の2つの表から計算できますが、そんな暇な人は、いないでしょう・・ね！
答えは24日午前0時に発表します！
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2009年、出入りの激しいラウンド率ランキング [ツアー記録]
桃ちゃんの夢をみるのはあきらめて、またまたデータシリーズです。
前々回は、ラウンド間のスコアのばらつき度を見ましたが、 今回は1ラウンド内のばらつき度を見たいと思います。よく「出入りの激しいゴルフ」と言いますね。明確な定義があるのかどうかわかりませんが、今回の分析では、1ラウンド内で
「バーディー以下が3つ以上、かつボギー以上が3つ以上あったラウンド」を、出入りの激しいラウンドと定義しました。例えば、
・4バーディー3ボギー→出入りの激しいラウンド
・6バーディー1ボギー→出入りの激しいラウンドではない
・ノーバーディー4ボギー1ダブルボギー→出入りの激しいラウンドではない
ということになります。このような定義のラウンド数を全ラウンド数で割った値を「出入りの激しいラウンド率」としました。2009年、日本ツアーにおいて、20ラウンド以上プレーし、かつ平均ストロークが73未満の選手を対象としました。対象となる全32選手のランキング結果を次の表に示しました。
ご覧の通り、最下位、つまり最も出入りの激しいゴルフをする確率が高いのは、若林舞衣子ちゃんで38.0％でした。逆に最も出入りの激しいゴルフをしないのは、藍ちゃんで11.1％でした。我らが桃ちゃんは15.4％で第2位です。前回の分析で、スコアのばらつきが少ない方から5位だったわけですが、1ラウンドの中でも、スコアの動きの少ないゴルフをしていたことになります。
昨年の4強はというと、さくらちゃんが14位でわりとスコアが動くタイプなのに対し、智恵ちゃんが4位と動きが少なく、しのぶちゃんは7位、ミジョンさんは9位とまずまずです。
前回の分析でスコアのばらつきの最も少なかった美保さんは、あれれ、30.8％で23位です。10回に3回は出入りの激しいゴルフをしているのに、スコアは70前後でまとめてくる、帳尻あわせのうまい選手といえるでしょう。
飛ばし屋といわれる優子りん、晃子さん、タミーは、22位、27位、30位と下位です。やはりバーディー以下もとるがボギー以上も多いゴルフをしているといえるでしょう。
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ゴルフの夢をみました（桃ちゃん登場せず） [その他]
いつもデータばっかり、いじっているので、たまには違うことも書きます。
昨夜、夢をみました。ながぐつは良く夢をみますが、起きたときに鮮明に覚えているものとしては、今年初です。ゴルフの夢でした。
ご存じの通り、ながぐつはゴルフは全くやったことがありません。しかし、夢ではゴルフをやっていたのです。3人でラウンドしてました。先に2人がティーショットを打ったら、2人ともボールが、谷底へ・・・。 そしてながぐつがボールを打ちました。そしたら、なんと、ながぐつの打ったボールは、前の2人のボールに次から次へと当たるではありませんか！ ながぐつのボールは跳ね返ってフェアウエイに・・・。ビリヤードじゃないんだから、ありえない・・・・。
残念ながら、桃ちゃんは登場しませんでした。ながぐつの夢には、これまで桃ちゃんが2回出てきました。以下の記事です。
http://nakaguchi.blog.so-net.ne.jp/2009-11-01
今年はまだ、桃ちゃん登場しません。桃ちゃん、いつ出てきてくれるの？
これだけで終わるのは寂しいので、井上陽水さんの「夢の中へ」を聴いていただこうっと。ながぐつの青春時代の曲ですね～
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2009年、18ホールスコアのばらつき具合ランキング [ツアー記録]
今日は、2009年日本ツアーにおいて、日ごとの好不調の波がどれくらいあったかのランキングを作りました。 18ホールスコアのばらつき具合をみるために、標準偏差という指標を用いました。少ないストロークで回る一方、崩れた日もある選手は、標準偏差が大きくなり、日ごとのストロークの差が少ない選手は、標準偏差が小さくなります。
ラウンド数20以上回った選手の中で、平均ストローク73未満の選手を対象にしました。全部で32名います。以下は対象全選手のランキングです。
このように、美保さんが2.06でトップです。2位が藍ちゃん、3位がイナリ選手、4位が李知姫さん、我らが桃ちゃんは5位、さくらちゃんが6位につけています。
一方、しのぶちゃんは20位、前回爆発ランキングトップだった智恵ちゃんは、なんと後ろから5番目の28位です。アッコさんが最下位となりました。
以下は、桃ちゃん、しのぶちゃん、美保さんのスコアの分布をみたグラフです。ラウンド数が違うので、縦軸はラウンド率にし、横軸にスコアをとって表しています。
ご覧のように、トップの美保さんは70、71、72あたりのスコアが圧倒的に多く、とがった山型のグラフをしています。つまり爆発も少ないが、好不調の波が少ないことがわかります。一方、しのぶちゃんはなだらかな山型をしています。64が2回、66が4回もありますが、75が9回、79が2回もあります。爆発もするが崩れることもあったといえます。我らが桃ちゃんは、グラフがギザギザの山型をしています。山の部分にあたるところは68が6回、70が6回、73が5回、75が4回です。標準偏差を出すと、スコアはまとまっているように見えますが、爆発も大崩れもないが、実態は、かなりばらつきがあったことがわかります。
さくらちゃん、智恵ちゃん、アッコさんも見ておきましょう。以下のグラフです。
この3人は、全体的にグラフがなだらかな山型をしています。特にアッコさんは標準偏差では最下位ですが67以下が3回ある一方で80が2回、81が2回あり好不調の波が大きかったです。智恵ちゃんも、67以下が17回もある一方78が1回、80が1回あります。その点さくらちゃんは67以下が10回ありますが、崩れたのは最悪でも77の2回ですからこの2人に比べると不調時でも大崩はしていないことがわかります。この辺の差が、賞金ランキングの差になって表れたと思われます。
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2009年、爆発した選手ランキング [ツアー記録]
毎度おなじみの、2009年トーナメント記録です。まだまだネタはつきません。
今回は爆発した選手ランキングというのをお示しします。前に65以下で回った全記録をお示ししましたが（こちらです）、それをさらに掘り下げたものです。
「爆発」をどう定義するかですが、ここでは18ホールで、67以下、つまりﾊﾟｰ72で5アンダー以下のスコアで回った場合を「爆発」と定義することにします。爆発したラウンド数を、全ラウンド数で割って、爆発率を求めました。
高い順に示したのが、以下の表です。
ご覧のように、智恵ちゃんが17.0％(17ラウンド)でダントツのトップです。エリエールで62を出したのをはじめ、65が3回、66が2回、67はなんと11回もあります。2位がしのぶちゃん、3位さくらちゃん、4位ミジョンさんと、やはり4強が上位を占めていたことがわかります。やはり複数回優勝するには、爆発することが条件のようにも見られます。
我らが桃ちゃんは5.1%で14位、67が2回あるだけです。爆発できなかったのが、複数回優勝できなかった原因の一つであるように思われます。
しかし、藍ちゃん、Tダーディン選手、Nキャンベル選手、彩子ちゃんも、67以下のスコアは1回だけで、1回ずつ優勝しています。そうなると、好不調の波がないことも条件のように思われます。
そこで次回は、18ホールのスコアのばらつき度を標準偏差で見てみたいと思います。
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2009年、サンデーBACK9平均ストロークランキング [ツアー記録]
前回は、第1日目～第4日目別の平均ストロークを出しましたが、曜日別の集計ができましたので、今回は最終日である日曜日の成績を見てみたいと思います。つまり4日間大会では4日目、3日間大会では3日目の結果を集計したことになります。7ラウンド以上回った選手を対象にしました。
まず、日曜日の平均ストロークは、以下のようになりました。ご覧のように、さくらちゃんが70.136でトップ、以下チヒさん、藍ちゃん、しのぶちゃんと続いています。桃ちゃんは11位で、前回の分析で紹介した3日目の成績の12位とほぼ変わらない順位です。
さて、サンデーバックナインが勝負の分かれ目とよく言われます。そこで、日曜日のFRONT9とBACK9の平均ストロークを出してみました。その結果が以下の表です。ご覧のように、さくらちゃんが1位、3位と安定しています。
FRONT9では、このほか、不動さん、藍ちゃん、ボベさん、美保さんをはじめ、理香子ちゃんが大健闘しています。BACK9では、チヒさんがトップ、そして我らが桃ちゃんは2位となっています。桃ちゃんはFRONT9は29位ですから、サンデーバックナインに頑張ったことがわかります。またしのぶちゃん、三貴ちゃんも含め、チーム江連3人娘はBACK9に強いことがわかります。一方、智恵ちゃんとミジョンさんは、日曜日はそんなには強くなかったことがわかります。
桃ちゃんはこの勝負強さがあるのですから、全体的にスコアがアップすればアメリカでの初勝利も見えてくるのではないかと思います。
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