桃ちゃんと、ヴァイオリニスト神尾真由子さんの共通点 [桃ちゃん]
ながぐつは、このブログと共に、音楽関係のブログを1日おきに更新しています。
今日は音楽関係のブログで取り上げたネタを少し加工してお届けします。
神尾真由子さんという、若手の有能なヴァイオリニストがいらっしゃいまして、実は桃ちゃんとすごく共通点が多いんです。
1)神尾真由子さんは、1986年6月12日生まれの24歳です。桃ちゃんは1986年6月15日生まれなので3日しか違わない!
2)2007年に大ブレーク! 神尾真由子さんは2007年チャイコフスキーコンクールで優勝しました。これはゴルフにたとえるならば、全米女子オープンを3年連続優勝したようなものです。桃ちゃんはもちろん、2007年の賞金女王です。
3)プレー中の感情が顔に出るところ。神尾真由子さんの映像を下記に貼り付けておくので、これをみればわかると思います。
ではヴァイオリン神尾真由子さんの独奏、N響の伴奏でどうぞ。この演奏は今から3年前の21歳の時、チャイコフスキーコンクールで優勝した直後のものと思われます。
神尾真由子さんは、公式ホームページもあります。http://www.mayukokamio.com/index.php
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上田桃子プロの江連ゴルフアカデミー卒業に思う [桃ちゃん]
一昨日、桃ちゃんが江連ゴルフアカデミーを卒業することになるという、桃ちゃんファンにとっては重大なニュースが飛び込んできました。今回はサロンパスの桃ちゃん観戦記を書こうと思いましたが、この問題に触れないわけにはいきません。
この件については、まずスポーツ紙で報じられ(こちらの報道です)、江連コーチが報告し(こちらのブログです)、渡米した本人からも報告がありました(こちらのブログです)。
ブログにコメントをしているファンの反応は、ほとんどが桃ちゃんの決断を支持し、これからも応援していくというものです。
江連ゴルフアカデミーの入門の経緯や、駆け出しの頃の様子については、キャロさんのブログで触れられています(こちらです)が、プロになるという固い決意で高校3年生の冬に熊本の実家から単身神戸に移り住み、江連ゴルフアカデミーの門をたたきました。そしてプロテストに一発合格、2006年未勝利ながら賞金ランク13位、2007年賞金女王、2008年から日米ツアーで活躍と、江連アカデミーのもとで大きく育ってきました。
江連ゴルフアカデミーはサントリーレディスが行われる神戸国際カントリークラブの敷地内にあり、桃ちゃんは神戸市内の自宅から、自分で車を運転してアカデミーに練習にやってきていました。恵まれた練習環境を捨て、自分でやっていくというのは大きな決断だったに違いありません。
桃ちゃんは上記の自分のブログで「江連さんをはじめ、アカデミーのCOACH陣の皆や男女プロの方、事務の方に、研修生や練習生、ジュニアのみんな、そしてレンジの皆さん、六甲国際の皆さん、、パブリックコース、佳林さん、しばやん… 他にも本当に沢山の方に支えられ、成長し、頑張ってこれました。沢山の感謝の気持ちでいっぱいです」と書いています。
江連さんによれば「アカデミーに甘えることなく一人で戦ってみたい」との要望を受け温かく送り出すこととなったとのことです。しかしシーズンの途中に、アカデミーとの契約を解除するというのは、もっと何か深い訳があるかもしれません。メディアが今後、周辺に取材をして、いろいろ憶測した記事を書くかもかもしれません。しかし我々桃ちゃんファンは、本人が語らない以上、あまり詮索せずに温かく見守りたいというのが素直な気持ちだと思います。
毎度楽々さんが興味深い分析を書いておられました(こちらのブログです)。要約すれば、アメリカツアーに参戦し江連さんのコーチを受ける機会が減り、費用対効果が薄れてしまったのではないかとという解釈です。
桃ちゃんも江連コーチもメディアもアカデミーを離れることを一様に「卒業」と表現しています。「卒業」とは学校では、全課程を学び終えることを指します。大学で言えば、所定の単位を取得し、必要な知識や技術が身について、実社会に送り出すことができる状況になったことを指します。これに近い意味で使われているとすれば、桃ちゃんはアカデミーではもう十分学び尽くして、自分ひとりでやっていける状況になったと言うことでしょう。
一人と言っても、実際はキャディーさん、トレーナーさん、マネージャーさん、家族などたくさんのスタッフが付いているわけで、チーム桃子としてやっていくことに変わりはありません。そして大勢のファンがいます。桃ちゃんはブログで、そうした回りの支えに対して頻繁に感謝の気持ちを表しています。それらが重荷にならないように、今後もマイペースで頑張ってもらいたいものです。
最後に、江連コーチと桃ちゃんのブログ記事を1つずつ紹介したいと思います。
桃ちゃんの2005年12月14日の記事。桃ちゃん19歳。プロテストに合格し、QTに通った直後、江連さんと久しぶりにあってうれしそうな桃ちゃんの初々しい写真です。
http://blogs.yahoo.co.jp/blogmomoko/archive/2005/12/14
江連コーチの2009年7月13日の記事。全米女子オープンで惨敗したときのものです。草陰でうずくまっている桃ちゃんを江連コーチが慰めている写真です。
http://spora.jp/ezure/archive/1298/0
「全米女子オープンで勝つ」「全米女子オープンに勝つような選手を育てる」 互いの関係が変わっても、2人の目標は、今後も変わることはないでしょう。
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サイバーエージェント、桃ちゃん観戦の記録 [桃ちゃん]
このブログでは、桃ちゃんの応援を基調としながらも、プロ女子ゴルファー全体に目配りし、できるだけデータや客観的資料に基づき、ながぐつの分析や見解などを提供させていただいいます。昨日現在、総アクセスは約64000件、この2~3ヶ月は1ヶ月で約1万件のアクセスをいただくようになっています。
何のためにこのブログをやっているのか。それは自分自身の活力を得るためです。もっと正確にいれば、この画面の向こう側にいる皆さんとのつながりを実感することで、自分の精神的安定を得るためです。この路線は変える必要はないし、また予定もありません。
しかし、今日は思いっきり桃ちゃんのことだけを書かせてください。桃ちゃんは僕にとってメンター(=影の誘導者)なのです。年に何回もあるわけでない桃ちゃんに生で接した時のことは、できるだけ詳しく記録に残しておきたいのです。そんなわけで、サイバーエージェント最終日の、桃ちゃん観戦について書きたいと思います。
サイバーエージェントの最終日、会場に着いたのは8:30頃でした。ほんとは早く会場に着きたかったわけですが、始発に乗ってもこの時間にしか着きませんでした。桃ちゃんのスタート時間は9:16、まだ練習場で練習をしているはずだと思ってショット練習場に行くとそこは黒山の人だかり、桃ちゃんがいるかどうかわからないので、あきらめて1番ティーで待ち受けようかと去りかけたところ、源さんに会いました。「桃ちゃんはまだ練習しているはずだよ」「今日は右足の前にテーピングしている」
源さんに案内されてショット練習場に戻ると、一番奥のほうで、桃ちゃんはショットの練習をしていました。そばにはおなじみのキャディーのノリさん(清水重憲さん)がついています。桃ちゃんは、遠目には、去年見たときと変わりはないようでした。左隣にはタミー・ダーティン選手、右隣には古閑美保さんが同様に練習をしていますが、声をかけることはありません。桃ちゃんは距離感を確かめるように、長いショットや短いショットを打っていました。しばらくして桃ちゃんはショット練習をやめてアプローチ練習場へ移動しました。そこでとくにグリーン傾斜面からのアプローチを何回も行いました。練習場には複数のカップがあるわけですが、どのカップを狙って打ったのか、ほとんどの場合、ボールが止まるまでわかりませんでした。高く上げたり低く出したり、手前に落として転がしたりカップそばに落としたり。しかし3回に1回ぐらいしかカップのそばに寄りません。桃ちゃんの表情がときどき曇ります。イメージどおりの球が打てていないのでしょう。本番はうまくいくようにと祈ります。かなり長い時間、アプローチ練習場にいました。そのうち桃ちゃんより約30分スタート時間の遅い最終組の古閑美保さんがやってきました。桃ちゃんは自分から「おはようございます」と声をかけ、美保さんがそれに応えて二言三言話します。しばらくして桃ちゃんはパター練習場に向かいました。スタート時間まで約10分、ここでながぐつは桃ちゃんの練習をみるのをやめ、トイレの列に並ぶことを選択しました。
1番ティーに行くと、前の組がショットを終えたところで、ほどなく、佐伯三貴ちゃん、藤田幸希さん、それに桃ちゃんが登場します。しばらくおのおのが素振りをした後、誰からともなく駆け寄って3人で話をしています。ときどき笑顔が見えます。そのあと、3人はまた離れました。それから桃ちゃんはサングラスをかけ、前を見ててじっとしていました。1分ぐらいの間でしょうか。集中力を高めているように見えました。サングラスをはずし、そしてティーショットです。ながぐつはボールがどこに飛んでいったのか、着地点を見るまでわからなかったので、ずっと「ナイスショット」と声をかけられませんでした。
ここからの記述はかなり平板になります。赤字の部分は、桃ちゃんのしぐさや表情を示し、それ以外の部分はプレーの結果を示しています。
1番ホール(Per4、390ヤード)
左ドッグレッグのホールですが、桃ちゃんの第1打はフェアウエイ左寄りにあり、グリーンを狙うには最短の位置にありました。セカンド、ナイスオン、3mぐらいのところにつけチャンスでしたが、バーディーパットはわずかにショートして、パーです。
2番ホール(Per4、395ヤード)
前の組がまだプレーしているようで、結構長いこと待たされます。その間桃ちゃんは三貴ちゃんと話していますが、話の内容までは聞き取れません。それから桃ちゃんは、あくびを2回3回します。睡眠時間が十分でないのかな、と少し心配になります。ようやくティーショットです。落下点までは三貴ちゃんとくっついて話ながら移動していました。ボールはフェアウエイのど真ん中にありました。これから先、ほとんどですが、3人の中で桃ちゃんが一番飛んでいます。セカンドもナイスオン、3mほどのバーディーチャンスにつけますが、ここもパットがカップに届かずパーでした。
3番ホール(Per5、495ヤード)
ティーショットはフェアウエイの左サイドの一番いい位置です。セカンドもフェアウエイの左寄りです。グリーン手前に大きな木がありますが、それは邪魔にはなりません。サード、2mにぴたりとつけ、バーディーチャンスです。慎重にラインを読んでパットしますが、ここでも少し弱く、カップに届きませんでした。パーです。3ホール決められなかったわけですが、桃ちゃんはあまり表情を変えませんでした。他の2人もここまですべてパーです。
4番ホール(Per3、165ヤード)
池の中にグリーンが浮かぶショートホールです。ティーショット、グリーン手前の土手で止まってしまいます。4ホール目で初めてグリーンをはずしました。しかしアプローチで1.5mに寄せてパーです。
5番ホール(Per4、390ヤード)
ティーショットはフェアウエイど真ん中でしたが、セカンドがバンカーに捕まります。バンカーから放ったアプローチはカップを4mほどオーバーします。ファーストパットが入らず、ここでボギーとしてしまいます。三貴ちゃんもボギー、幸希さんは長いパットが決まってバーディーです。これで桃ちゃん、三貴ちゃん0、幸希さん-1と入れ替わります。
6番ホール(Per4、370ヤード)
左ドッグレッグですが、桃ちゃんのティーショットはフェアウエイ右サイドのいい位置に置きました。三貴ちゃんと話しながらボールのところにやってきます。セカンドがグリーンに届かず手前のカラーに残ります。10mぐらいをパターで狙いますが1m余り残してパーです。3ホール連続してパーオンできませんでした。桃ちゃんは平静を保っているように見えます。
7番ホール(Per3、165ヤード)
ティーショット3人ともいい位置につけます。桃ちゃんは5mぐらいの距離か。しかし惜しくも入らずパーです。三貴ちゃん、幸希さんはバーディーを取りました。幸希さん-2、三貴ちゃん-1、桃ちゃん0です。ここで桃ちゃんは次のホールに移るときに初めてサングラスをかけます。その行動から、心のわずかな動揺が感ぜられました。サングラスは、悔しい表情を隠すためか、あるいは気持ちを切り替えたかったのでしょう。
8番ホール(Per5、515ヤード)
右ドッグレッグ、200ヤードぐらいのところでフェアウエイが切れています。ティーショットはうまくコントロールされフェアウエイの最先端に止めました。第2打もど真ん中ですが若干飛びすぎて、ファーストカットに止まりますが、打つのには問題ありません。サードショット、ピン横3mにつけバーディーチャンスです。そしてスライスラインを読み切って本日初バーディーです! そして僕たちはグリーンから次のホールに移る出口で桃ちゃんを待ち受けます。そしてかける言葉はもちろん、「桃ちゃん、ナイスバーディー」です。通り過ぎていく桃ちゃんは、今日初めて表情が緩み、軽く会釈します。その後、思いも寄らないことが起こりました。僕のすぐ隣で桃ちゃんが通るのを待っていた、とりおやぢさんの下の娘さん(小学生)に、桃ちゃんが自分の持っていたボールを手渡したのです。一瞬何が起こったかわからないという娘さん。しかしその小さな手には確かにあの桃尻マークの入ったボールが握られていました。桃ちゃんがボールをくれた! 娘さんは「ボールちょうだい」といった訳でもないのに・・ しかもラウンド中です。とりおやぢさんと娘さんに「すごい、良かったね~」と声をかけながら次のホールに移動します。
9番ホール(Per4、380ヤード)
打ち上げのミドルホール。ティーショットはフェア上のほぼど真ん中です。セカンド、はグリーンをオーバーしカラーに止まります。ピンまでは6mぐらいでしたがアプローチで1mに寄せてパーです。この時点で、幸希さん-3、桃ちゃんと三貴ちゃんは-1です。
10番ホール(Per4、400ヤード)
ながぐつは再びトイレの列に並び、持ってきたおにぎりを食べましたので、10番ティーに行ったときはすでに次の組がティーショットを打とうとしていました。この組には地元の飯島茜さんがおり、ギャラリーも多く、スコアも伸ばしているようでした(最終的に2位タイ)。急いでグリーンへ向かうと桃ちゃんのパーパットが決まるのが見えました。桃ちゃんの異変を感じたのはこのあたりからです。次のホールへ移動する上り坂を、ゆっくり踏みしめるように上ってきます。足が痛いのか?
11番ホール(Per3、170ヤード)
ティーショットの順番を待っている間に、桃ちゃんは横にいたスコアボードを持ってついて回っているボランティアの若い女性になにやら話しかけます。その女性が二言三言話します。女性に何か尋ねて、その答えを聞いているようでした。ティーショットは8mにオン。グリーン上で、パットの順番を待っている間、しきりに足を伸ばしたり縮めたり、しています。やはり足が痛いのは間違いなさそうです。 パットはわずかにそれてパーでした。
12番ホール(Per5、505ヤード)
右ドッグレッグのロングホールです。ティーショットはショッートカットしてうまく打ったように見えたのですが、フェアウエイ右側の木に当たったらしく、落下地点に行ってみると、200ヤードぐらいのところに落ちていました。これがこの日唯一のティーショットのミスでした。ここからはまだかなりの距離があります。桃ちゃんは右に曲がっているフェアウエイの先を何度か行き来していました。そしてノリさんに「200ヤードぐらいはいけるよね」と何度か聞いていました。そして放ったショットを放った瞬間「あっ」と小さな声が。ボールは低い弾道を描き50ヤードぐらいしか飛んでいませんでした。ダフってしまったのではないか思います。グリーンまで相当の距離を残してしまい、サードショットをグリーン手前の花道まで持ってきたものの、パーオンできませんでした。三貴ちゃんとまた談笑しながらグリーン回りにやってきます。しかしアプローチはうまくいかず、パットにかなりの距離を残してしまいました。パットはいらず、本日2個目のボギーです。
桃ちゃんはこのホールは悔しかったと思います。以前テレビで何度も見たように、パターで膝をたたくとか唇をぎゅっとするとか表情には表しませんでした。なぜ悔しかったとわかったか。それは前回ついて回ったときと同じ行動を取ったからです。ボギーを打って気持ちの整理がつかないとき、桃ちゃんは、次のホールへの移動の際、ギャラリーの前を通らずに、人のいないところからロープをまたいで移動します。そしてこの時、その行動に出ました。しかしそのロープをまたいだ場所には、運悪くながぐつが立っていました。桃ちゃんがながぐつのすぐ目の前を通り過ぎようとしています。一瞬躊躇しましたが、次の瞬間僕は「桃ちゃん頑張って」と声をかけていました。桃ちゃんは顔を上げて「ありがとうございます」と早口で言って通り過ぎていきました。その声はたぶん僕にだけしか聞こえないぐらいの小さな声でした。桃ちゃんは次のホールに向けて、気持ちを切り替えている最中だったと思います。こういうときは声はかけないほうがいいでしょう。しかし桃ちゃんは返事をしてくれました。桃ちゃんの心理にどういう影響を及ぼしたのか? あるいは及ぼさなかったのか? 思いを巡らしながら、僕も次のホールに移動します。
13番ホール(Per4、365ヤード)
前のホールの影響を感じさせないティーショットで、フェアウエイ右サイドのベストポジションです。セカンドは砲台グリーンになっていて、乗ったことは確かですが、グリーン面がギャラリーのいるところからは見えません。たぶん5mだったのではないかと思います。ファーストパット決まらず、パーでした。三貴ちゃんがバーディー。この時点で、幸希さん-2、桃ちゃんと三貴ちゃんは0です。
14番ホール(Per4、360ヤード)
直角に左にドッグレッグしているティーショットの距離感の難しいミドルホールです。前日桃ちゃんはティーショットが飛びすぎてボギーとしているようです(後でテレビで見て知ったのですが、この日智恵ちゃんが同様のミスをして優勝争いから後退してしまいました)。しかし今日の桃ちゃんはうまく打って、ちょうど直角に曲がっている地点のフェアウエイの真ん中にティーショットを持ってきました。しかしセカンドはグリーンにはるかに届かず、ピンチです。この頃から時折風が強く吹いてはしばらくやんだりを繰り返していましたので、風の読み違いかもしれません。アプローチはかなり手前に。ファーストパット決まらずボギーとしてしまいました。他の選手のパットをグリーンサイドで待っているとき、足首をさかんに回していました。ときどきしゃがみ込んだりもします。やはり足が痛いのかもしれません。
15番ホール(Per3、145ヤード)
ショートですが、中央にもみの木がありそれを避けて狙わなければなりません。6mぐらいに乗せますが、ファーストパット決まらず、パーです。ここも砲台グリーンになっていて、かなりの上り坂ですが、他の2選手やノリさんからもひとりだけ遅れて、ゆっくりゆっくりと上ってきます。明らかに足への負担をかけないようにしている様子が見えます。
16番ホール(Per4、385ヤード)
起伏はあるがほぼまっすぐのホールです。ティーショットはフェアウエイ真ん中をキープします。しかしここでもセカンドがグリーンをとらえきれません。手前のカラーに止まります。しかしここからアプローチをうまく1mに寄せてパーです。傾斜の少ないところを選んで歩いてきます。明らかに足をかばっている様子です。幸希さんがバーディーを取り-3です。
17番ホール(Per5、480ヤード)
S字に曲がったロングホールです。ティーショットはフェアウエイをキープします。セカンドですが、桃ちゃんが3人の中ではいつも一番飛んでいるので、だいたい最後に打つことになります。三貴ちゃん、幸希さんがセカンドを打っても桃ちゃんはなかなか打とうとしません。グリーン上に目をやると、まだ前の組がプレーしています。これをみて桃ちゃんは2オンを狙っているのだとわかりました。しかし桃ちゃんのいる位置から、グリーンは見えないはずです。放たれたセカンドは、どこに飛んでいったのか、わかりませんでした。落下点に行ってみると、距離的には十分グリーンに届いていたのですが、グリーンよりはかなり左、サブグリーン寄りのほうにボールはありました。そして不運なことにグリーンとの間には大きな木が2本立ちはだかっています。さて桃ちゃんどうするか。桃ちゃんの放ったサードショットは2本の木の間の下のわずかな空間を低い弾道で抜けていきました。うまい! しかしカップを10mほどオーバーしてしまいました。ファーストパットうまく寄せましたが入らずパーです。
18番ホール(Per4、410ヤード)
ほぼ中間地点ある大きな木が障害となっているミドルホールです。ティーショットはその木の手前に置いてフェアウエイキープです。問題はセカンドで、その大きな木にあたらないようにしてグリーンを狙わなければなりません。桃ちゃんの打ったセカンドは高い弾道を描きその木の上をうまく乗り越えていきましたが、グリーンに届かず、手前のグリーンエッジに止まりました。18番グリーンですからたくさんのギャラリーがおり、桃ちゃんのプレーをが見られる場所を確保するのに苦労します。桃ちゃんのボールはグリーン傾斜の中程に止まっていました。スタート前に何回も練習していたのと同じようなシチュエーションです。そこからウエッジで狙ったアプローチは2mほどオーバーします。返しのパットも決まらず、ボギーとしてしまいます。幸希さんは長いバーディーパットを決めて-4、三貴ちゃんはボギーとして+1、桃ちゃんは結局1バーディー4ボギーのトータル+2でホールアウトしました。ギャラリーがたくさんいて、桃ちゃんがホールアウトの時にどんな表情をしていたのか、うかがい知ることはできませんでした。
18番の裏に回るとテントがあり、そこをのぞき込むと、今の3人がスコアカードを提出しているところでした。桃ちゃんはひとり早く書き終えて、他の2人が書き終えるのを待っていました。その表情を観察しましたが、悔しそうとまではいかないものの、納得いかないような表情でした。そして何人かのスタッフに囲まれて、テントからクラブハウスのほうに歩いて行きます。その途中にサイバーエージェントのイベントブースがあり、そこに立ち寄って、自分のブログのコピーの掲示にマジックでサインを書き入れます。それからクラブハウス前に行くと、長い列ができていました。どうもサインをもらうのを待っている列のようです。他の2人はクラブハウスの中へと消えましたが、桃ちゃんはそこで止まりました。どうやらサインをしてくれるようです。
ながぐつはまだ桃ちゃんのサインはもらったことがありませんでした。今日も15番の時点で、源さんからサインをもらうなら残りホールは見ずに今から並んだ方がよいと言われていましたが、見ることを優先していました。もしやと思ってサインの列の最後尾に行ってみると、係の人が「今日はここまでです」と言いました。やはり無理か。しかしその後、係の人が桃ちゃんのほうを見てなにやら目配せをしてから、「もうちょっと大丈夫です」と言いました。運良くながぐつはその列に加わることができました。
列の最後尾に近いところから、桃ちゃんのサインをする様子を観察しました。列のはじめの方は見えませんでしたが、後の方に並んでいた人で桃ちゃんに声をかける人はあまりいません。後ろの方の人は桃ちゃんだけご指名というわけではないのかもしれません。桃ちゃんもかなり疲れている様子で黙って黙々とサインをしています。プログラムや帽子にサインをもらう人が大半でしたが、中には色紙を持ってきている人もいます。ながぐつはもしチャンスがあったら桃ちゃんの書いた本にサインをしてもらうつもりで、本を持参していました。何で誰も声をかけないのろうか、サインを書く邪魔になるから、声をかけないのがエチケットなのだろうか? と一瞬思いました。しかし自分の番が来たときは「桃ちゃんお疲れさま」と声をかけました。桃ちゃんは黙ってサインをしていましたが、表情が一瞬緩んだような気がしました。自分の後ろ10人ぐらいで、サインは終了。桃ちゃんはクラブハウスに消えていきました。
仲間たちが大型スクリーン前の芝生で、待っていました。18番ホールのプレーの様子とスコアボードが交互にに表示されていました。すでにジエちゃんがトップに立っていました。
仲間たちといろいろ話しながら、しばらくそこにとどまり、ギャラリーバスと電車を乗り継いで帰途につきました。電車で来た他の2人と、ずっと桃ちゃん談義に花を咲かせつつ・・。
桃ちゃん、足がベストでない中、ほんとによく頑張りました。う~ん、最初の3ホールで1つでも入っていたら、流れが変わっていたかも。ゴルフの難しさを改めて感じます。悔しさをできるだけ表に出さず、平静を保とうとしているところに成長が感じられました。桃ちゃんが課題としてきた「平らな心」です。それと、その日の成績や体調がどんな状態であってもファンサービスを忘れないことに、プロ意識としての自覚の強さをひしひしと感じました。
桃ちゃん、1日楽しませてくれて、ありがとう!
それに、ご一緒させていただいた、源さん、キャロさん、おっちゃん、とりおやぢさん、まっち@東京さん、まゆさんをはじめとする、ギャラリーの皆様、ありがとうございました。
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ヤマハレディース古閑美保P優勝、クラフトナビスコ3日目経過 [桃ちゃん]
いつもながぐつのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今、愛媛県の内子町というところにおります。ネット環境がないため、携帯のパケット通信でつないでこれを書いていますが、料金メータがどんどん跳ね上がる(^_^;) よって手短に・・・。
ヤマハレディースオープン葛城2日目も強風が吹き荒れ、アンダーパーは古閑美保さんと天沼知恵子さんの-2の2人だけ。次いで黄アルムちゃんがイーブンという状況でした。
最終日は優勝争いは美保さんとアルムちゃんの争いになり、最終18番を残して-3で並んでいました。最終18番、美保さんは2mのバーディパットを沈めたのに対し、アルムちゃんは1.5mのバーディーパットを決めることができず決着しました。美保さんは通算12勝目ですが、去年は優勝できなかったから喜びはひとしおでしょう。 アルムちゃんは惜しくも2年連続同一大会優勝を逃しました。
優勝スコアは、2日間強風が吹いたことが響いて、ながぐつの予想を下回り-5に届きませんでした。
一方、米ツアー、クラフトナビスコ2日目は、キムソンヒ選手が-7でトップに立ち、さくらちゃんが9位タイと健闘、1オーバーの24位タイに智恵ちゃんと優子ちゃん、通算4オーバーの53位タイにしのぶちゃん、通算5オーバー60位タイに美香ちゃんでした。。桃ちゃんはショットが乱れて大崩れ、通算6オーバー66位タイでぎりぎり予選通過、藍ちゃんは7オーバーで予選落ちで、ともに悔し涙です。桃ちゃんはブログで、「・・・・・準備ってなんなんだろ…って思います。昨日、今日courseにやられたので、明日、明後日とやりかえしてきます」と、短くコメントです。
そして迎えた3日目、カレン・スタップルス選手(イングランド)が-10でトップに立ちました。1打差にヤニ・ツェンとペテルセン、3打差にオチョアとキムソンヒと実力者が僅差で続いて最終日を迎えます。
日本選手はさくらちゃんと智恵ちゃんが-3で、9位タイグループにつけています。桃ちゃんと美香ちゃんが+2で29位タイ、しのぶちゃんが+3で37位タイ、優子ちゃんが+8で69タイです。
江連さんのブログによると、桃ちゃんは昨日ホテルで「明日はやるぞぉ」と大声を出したとか。吹っ切れたようで智恵ちゃん同様68を出しました。メディアのインタビューでは。「リラックスすることも大事だと分かりました」とのこと。明日に期待です。
アメーバのほうへも含め、コメントありがとうございます。コメントへのお返事は、今日夕方、自宅に戻ってからさせていただきます。
米ツアー3試合終了、桃ちゃんの昨年との成績比較 [桃ちゃん]
今回はキアクラシック終了後の、桃ちゃんの日米両ツアーにおける昨年との成績を比較したいと思います。
まず以下の表は、平均ストロークです。今年は70.83と、去年のアメリカツアー、去年・今年の日本ツアーの中では、一番良くなっています。しかしFRONT9とBACK9の差が激しく、FRONT9は36.17と悪化しているのに対し、BACK9は34.83と素晴らしいスコアで回っています。インスタートもあるので一概に言えませんが、その日のコースコンディションに合わせて対応する力が付いてきているのかもしれません。
試合数 | ラウンド数 | 平均ストローク | FRONT9 | BACK9 | |
2009年日 | 11 | 39 | 71.18 | 36.79 | 35.33 |
2010年日 | 2 | 6 | 71.67 | 36.00 | 35.67 |
2009年米 | 18 | 62 | 71.68 | 35.23 | 36.97 |
2010年米 | 3 | 12 | 70.83 | 36.17 | 34.83 |
次の表は、バーディー以下、ボギー以上の比率です。今年のアメリカツアーでも桃ちゃんのバーディー以下比率は23.15%と、依然として去年や日本ツアーより、かなり上回っています。一方、ボギー以上率が16.67%と少しの改善にとどまっています。やはりアメリカの難しいコースで、以下にボギーを少なくするかが課題と言うことでしょう。
バーディー以下 | パー | ボギー以上 | バーディー以下率 | ボギー以上率 | |
2009年日 | 127 | 485 | 90 | 18.09% | 12.82% |
2010年日 | 18 | 74 | 16 | 16.67% | 14.81% |
2009年米 | 202 | 724 | 190 | 18.10% | 17.03% |
2010年米 | 50 | 130 | 36 | 23.15% | 16.67% |
以下の表は、今年のアメリカツアーでの主な部門別ランキングです。平均ストロークで7位タイに入るなど、平均パット率(って何でしょう? どなたか教えてください)、バーディー数でTOP10に入っています。パーオン率が悪いので、ショットが改善すれば、かなり期待できるのではないでしょうか。
項目 | 数値 | 順位 |
賞金 | $71,861 | 13 |
平均ストローク | 70.83 | 7T |
平均パット率 | 27.0% | 5T |
パーオン率 | 52.8% | 75T |
平均パット数 | 1.79 | 30T |
バーディー数 | 48 | 2 |
平均飛距離 | 247.5 | 29 |
江連コーチのブログによると、昨日は、桃ちゃんとしのぶちゃんはクラフトナビスコの会場で、練習ラウンドをした模様。かなり暑そうです。2人とも練習しすぎる傾向にあるので、コーチ命令で15時にはコースから追い出したとか。
智恵ちゃんもブログの更新があり、現地で練習ラウンドしているそうです。ホテルではインターネットがつながらないそうで、携帯からの更新と思われます。
日本ツアーのほうも、各選手とも既に葛城に入っている様子です。
週末の試合が楽しみです。
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米ツアー>キアクラシック 最終日 ソ・ヒキョン選手初優勝 [桃ちゃん]
米ツアのキアクラシックの最終日、ソ・ヒキョン選手が通算-12、2位に6打差をつけて圧勝しました。朴仁妃(パク・インビー)選手が爆発し、7つ伸ばして2位に入りました。 難しいコースセッティングの中ですが、TOP10に入ってきている選手はほとんどアンダーで回っています。
我らが桃ちゃんは、今日は前半2つスコアを落としながらも、上がり3ホールで2つのバーディーを奪い、本日イーブン、トータル+2でホールアウト。24位タイとなりました。朝日新聞夕刊の畑中謙一郎さんの記事によると「パットを改造中なので、予選落ちも覚悟した。手応えは掴めてきている」とのことです。
藍ちゃんはトータル+6で、39位タイグループでした。
桃ちゃんは夕べ、江連コーチやT.ダーティン選手ら総勢10名で夕食を取ったとのことです。ママさんも帯同しているので、心強いと思います。今晩にはしのぶちゃんも合流するようです。さくらちゃんも、次のクラフトナビスコの試合に向けて、日本を飛び立ったと、ブログで書いていました。
日本では、古閑美保さんと笠りつ子さんが、坂田塾の第一期生の結婚式にともに出席。両方のブログに写真が載っていました。美保さんとりつ子さんは、シーズンオフも一緒にハワイで合宿するなど、最近よく一緒にいますね。
次週の試合は日本とアメリカでそれぞれありますが、桃ちゃんをはじめ、どの選手も頑張って欲しいものです。
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2010ヨコハマタイヤ終了後のブログチェック、桃ちゃんの戦績データ [桃ちゃん]
例によって、ヨコハマタイヤ終了後の選手のブログをチェックしてみました。
単独4位の青山加織ちゃん
「この二週間自分にビックリです もちろん昨年より成長してると思います が がしかしですよ 開幕戦のチップインといい、先週のイーグルといい、そしてあがり3連続バーディー 岡本さんの解説通り「どうしちゃったのだろう」ですよね ラッキーなのか? 実力なのか? 自分ではまだわかりません・・・」
5位タイのさくらちゃん
「先週は、最終組でまわっていながら…悔しい結果になってしまいました(*_*) さくらが咲くのは、もう少し後みたいです。。 でも調子は悪くないので、皆さんが言ってくれるみたいに、まだまだ始まったばかり、マイペースで来週も顔晴りまぁす☆☆」
5位タイの飯島茜ちゃん
「今週は、自分のゴルフが3日間出来たと思います! 来週もこの調子で頑張りたいと思います♪」
予選落ちの智恵ちゃん
「去年に引き続き、やってしまいました… 反省点は明確なので、早く仕上げていきたいと思ってます。 私の源は練習です。 質の良い練習をより多くするためには、今の私には休息が必要みたいです。 上手く休んで切り替えて、しっかり練習して早く結果を残せるように頑張ります!」
桃ちゃん、しのぶちゃん、北田瑠衣さん、のブログの更新はありませんでした。
さて、2010ヨコハマタイヤ終了後、桃ちゃんの戦績データです。
まだ2試合ですので、あまり意味があると思えませんが、日本ツアーとアメリカツアーの比較をしたい思います。
平均ストロークは、日本ツアーの2試合は、アメリカツアーの2試合に比べてかなり悪化、また去年の日本ツアーに比べても悪化しています。特にBACK9で去年に比べて伸ばせていません。
試合数 | ラウンド数 | 平均ストローク | FRONT9 | BACK9 | |
2009年日 | 11 | 39 | 71.18 | 36.79 | 35.33 |
2010年日 | 2 | 6 | 71.67 | 36.00 | 35.67 |
2009年米 | 18 | 62 | 71.68 | 35.23 | 36.97 |
2010年米 | 2 | 8 | 70.00 | 35.38 | 34.63 |
バーディー以下率ははアメリカツアーの28.47%に比べて16.67%と半分近くになっています。ボギー以上率はアメリカツアー16.67%に比べて14.81%とやや良くなっています。
バーディー以下 | パー | ボギー以上 | バーディー以下率 | ボギー以上率 | |
2009年日 | 127 | 485 | 90 | 18.09% | 12.82% |
2010年日 | 18 | 74 | 16 | 16.67% | 14.81% |
2009年米 | 202 | 724 | 190 | 18.10% | 17.03% |
2010年米 | 41 | 79 | 24 | 28.47% | 16.67% |
日本ツアーは、優勝争いに全く絡めず、途中でテストラウンドに切り替えたりしました。そのため数字に表れていないのは当然と言えば当然ですが。
今回は集計するのに精一杯で、よく分析できませんでした。時間がないので、今日はこの辺で失礼します。
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HSBCに出場した日本選手の感想、桃ちゃんの戦績データ [桃ちゃん]
HSBC終了後の出場日本選手の感想をブログでチェックしてみました。
まず藍ちゃん。タイトルは「よっし!!」でした。シンガポールから成田へ飛び立つ前に空港で更新。応援への感謝とともに「なんだかあっという間の開幕戦、2戦目でした。しっかり自分のプレーが出来た事をほんとに嬉しく思っています!!」と満足している様子ですが「もうアメリカツアーも今年で5年目。このツアーの厳しさを知ってるだけに、すっかり気持ちが切り替わってるのも正直なところです。 まだまだ、シーズンの終わりまでは長い道のり。2試合勝てた事で、気持ちが引き締まりました!!・・」と決して浮かれてはいない様子です。
9位タイのさくらちゃん。「シンガポールでは、最初と最後が、もったいなかったなぁと思いますけど…楽しめたから良しとします♪♪ 藍ちゃんの②週連続優勝は、とても凄いと思いますし目の前で見れて凄く刺激になりました!!」
32位タイの智恵ちゃん。「ーーーーーーーーーーーーーーんっって感じ。でも得たものは今までよりも多かったと思います。そして悔しさも今までよりも強いかな。」「そして藍先輩、本当に強かったですね。おめでとうございます!!!桃子先輩も、かっこよかった。」
38位タイのしのぶちゃん。「初戦結果は皆様ご存知の内容でしたがっっ、、、なにより、藍先輩の逆転優勝本当に本当に凄かったです。おめでとうございます スゴイ励みになり、たくさんのパワーを頂いちゃいました。」
そして15位タイの桃ちゃんは、既報しましたがその日のうちにブログ更新。タイトルが「クッソー~」で、「今日だけは凹ませてもらいます。」 短い内容の記事に、悔しさが表れていました。
月曜日のスポーツ紙の1面は、どの紙も藍ちゃんが飾っていました。日刊スポーツは、藍ちゃんと桃ちゃんが抱き合っている写真がでかでかと~。藍ちゃんよりも桃ちゃんの後ろ姿のほうが面積が大きい(^_^;) ながぐつは買ったかって? はい、買いました。次は2人の位置が入れ替わった写真を期待して。
さて、桃ちゃんのHSBC終了後の戦績データです。
試合数 | ラウンド数 | 平均ストローク | FRONT9 | BACK9 | |
2009年日 | 11 | 39 | 71.18 | 36.79 | 35.33 |
2009年米 | 18 | 62 | 71.68 | 35.23 | 36.97 |
2010年米 | 2 | 8 | 70.00 | 35.38 | 34.63 |
今年の2試合の平均ストロークは70.00で、2009年の日本ツアー、アメリカツアーのいずれよりも良い成績になっています。賞金ランクはまだ2試合ですが9位です。
バーディー以下 | パー | ボギー以上 | バーディー以下率 | ボギー以上率 | |
2009年日 | 127 | 485 | 90 | 18.09% | 12.82% |
2009年米 | 202 | 724 | 190 | 18.10% | 17.03% |
2010年米 | 41 | 79 | 24 | 28.47% | 16.67% |
バーディー以下の個数は41で、参加全選手中、藍ちゃんに次ぐ2位です。率にすると、28%台。2009年の日米ツアーでは18%台ですから、飛躍的にいいことがわかります。一方で、ボギー以上率はアメリカツアーに限ると、あまり変わっていません。藍ちゃんとの差は、ボギーを打つか打たないかの差であることがわかります。
以下は、曜日ごと、ハーフごとの平均ストロークです。
曜日 | 木 | 金 | 土 | 日 | ||||
ラウンド | FRONT9平均ストローク | BACK9平均ストローク | FRONT9平均ストローク | BACK9平均ストローク | FRONT9平均ストローク | BACK9平均ストローク | FRONT9平均ストローク | BACK9平均ストローク |
2009年日 | 36.000 | 36.000 | 35.917 | 35.000 | 35.417 | 35.667 | 36.167 | 35.167 |
2009年米 | 35.600 | 36.667 | 35.278 | 36.389 | 35.133 | 36.533 | 34.857 | 38.500 |
2010年米 | 37.000 | 35.500 | 34.500 | 32.000 | 35.500 | 33.000 | 34.500 | 38.000 |
問題はサンデーバックナインです。日本ツアーでは金曜日のBACK9に次いで良いのに、アメリカツアーでは、去年も今年も38台と最も悪くなっています。攻めに行っているせいもあると思いますが、最後に崩れてしまう傾向は、変わっていません。今季の2試合はいずれも優勝争いに絡んでいるので、これが改善できれば、そう遠くない時期にアメリカツアーで優勝できるでしょう。
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米ツアー>HONDA PTT タイランド 優勝するのは誰? [桃ちゃん]
HONDA PTT タイランド3日目が終了しました。
スサン・ペテルセン選手(ノルウェー読みです)が、今日も安定したゴルフで4つスコアを伸ばし、18アンダーで2位に5打差をつけて独走状態です。3日間ノーボギーというのがすごいですね。
13アンダーの2位には、キム・ソンヒ選手がつけました。3位グループは、ヤニ・ツェン選手と、藍ちゃん、そして我らが桃ちゃんの3人です。さらに1打差の6位タイに、クリスティ・カー選手、マリア・ヨース選手、ながぐつのごひいきの「韓国の桃ちゃん」、朴喜暎 (パク・ヒヨン)ちゃんがつけています。
順位 | 選手 | TOTAL | 1R | 2R | 3R |
1 | Suzann Pettersen | -18 | 66 | 64 | 68 |
2 | Song-Hee Kim | -13 | 67 | 68 | 68 |
3T | Yani Tseng | -12 | 68 | 68 | 68 |
3T | Ai Miyazato(藍ちゃん) | -12 | 67 | 67 | 70 |
3T | Momoko Ueda(桃ちゃん) | -12 | 70 | 65 | 69 |
6T | Cristie Kerr | -11 | 68 | 71 | 66 |
6T | Maria Hjorth | -11 | 69 | 66 | 70 |
6T | Hee Young Park(ヒヨンちゃん) | -11 | 67 | 66 | 72 |
9 | Amy Yang | -9 | 70 | 72 | 65 |
桃ちゃんは5番までで2つスコアを落とす苦しい展開でも、盛り返して、今日3つスコアを伸ばしました。TVでみた感じでは、藍ちゃんと2人でのラウンド、ノリさんとのタッグ、リラックスして回れたのではないでしょうか。14番でティショットを林に打ち込んでピンチ。微妙なボギーパットを何とか入れました。しかし続く15番、絶好のバーディーチャンスでしたが決められませんでした。リアルタイム速報のみをみながらの応援だと、ナイスパーとか、残念ボギーとかコメントしますが、実際見ると、残念パーやナイスボギーというものが、かなりあることがよくわかります。
さて、優勝者の予想です。前回の記事で、優勝スコアを16~19アンダーと予想しましたが、ペテルセン選手はもうそのゾーンに入っています。ペテルセン選手が優勝する確率は8割以上あると思います。飛距離の出る選手なので、Per5はすべて2オンがねらえ、今日も4つのPer5のうち3つでバーディーを取っています。順調にいけば自身の出した一昨年のスコア21アンダーかそれを超えてで優勝ということになるでしょう。
ペテルセン選手が優勝しない2割のパターンは、初ボギーを打ってスコアを伸ばせない展開になり、20アンダーに届かないケースだと思われます。このコース、ペテルセン選手が一昨年63を出していますから、11アンダー6位タイまでの選手の中から、このビッグスコアかそれに迫るスコアで20アンダーぐらいまで伸ばす選手がいると優勝のチャンスがあります。
桃ちゃんは、もちろん有資格者です。優勝の可能性もありますが、もたつくと逆にTOP10入りすら逃す可能性もあります。今日は藍ちゃんとのプレーだったし、明日も親友のヤニ・ツェン選手とペアリングに恵まれているので、リラックスして、回って欲しいと思います。
明日はながぐつは、月曜から3日間関西で仕事のため大阪に前泊。15時から友人に会うことになりそうで、リアルタイム応援は出来なさそう。みなさん、桃ちゃん、藍ちゃん、しのぶちゃん、美香ちゃん、それとヒヨンちゃんの応援をよろしくお願いします
追記:朝日新聞(共同通信)によると、この日は強い雨や難しいピン位置で、しかも桃ちゃんは「雨の日はいつもこう」と頭痛と戦いながらの我慢のプレーだったようです。よく頑張ったよ、桃ちゃん!
最追記:藍ちゃんが63をたたき出して21アンダーで大逆転優勝! まさかほんとに63を出すとは! たまげました。おめでとう藍ちゃん! 桃ちゃんもTodayイーブンながら、6位タイとTOP10入りを果たしました。頑張ったよ桃ちゃん!
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桃ちゃんのアメリカツアー戦績(2008年と2009年の比較) [桃ちゃん]
忙しくて、自分のブログを更新するのがやっとのながぐつです。皆様のところへご訪問できなくて済みません。
さて、いよいよアメリカツアーの開幕が近づいてきたので、桃ちゃんのアメリカツアー戦績をおさらいしておきましょう。以下が2008年と2009年の成績・順位です。
| 成績 | 順位 | ||||
2008年 | 2009年 | 増減 | 2008年 | 2009年 | 増減 | |
試合数 | 19 | 18 |
|
|
|
|
賞金(ドル) | 413,592 | 416,333 | ↑ | 45位 | 33位 | ↑ |
平均ストローク | 71.74 | 71.68 | ↑ | 23位 | 28位 | ↓ |
TOP10入り比率 | 15.80% | 11.10% | ↓ | 38位 | 36T | ↑ |
平均飛距離 | 256.9 | 254.9 | ↓ | 22位 | 45位 | ↓ |
アンダーパーラウンド率 | 53.20% | 47.70% | ↓ | 18位 | 25位 | ↓ |
平均パット数 | 1.56 | 1.64 | ↓ | 18T | 35T | ↓ |
これをみると、2009年は2008年に比べて、賞金こそ上回ったものの、他の指標は悪化しているものが多いことがわかります。
今年、すべての数値を改善させて、ぜひ初優勝を飾って欲しいと思います。
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