2009年、出入りの激しいラウンド率ランキング [ツアー記録]
桃ちゃんの夢をみるのはあきらめて、またまたデータシリーズです。
前々回は、ラウンド間のスコアのばらつき度を見ましたが、 今回は1ラウンド内のばらつき度を見たいと思います。よく「出入りの激しいゴルフ」と言いますね。明確な定義があるのかどうかわかりませんが、今回の分析では、1ラウンド内で
「バーディー以下が3つ以上、かつボギー以上が3つ以上あったラウンド」を、出入りの激しいラウンドと定義しました。例えば、
・4バーディー3ボギー→出入りの激しいラウンド
・6バーディー1ボギー→出入りの激しいラウンドではない
・ノーバーディー4ボギー1ダブルボギー→出入りの激しいラウンドではない
ということになります。このような定義のラウンド数を全ラウンド数で割った値を「出入りの激しいラウンド率」としました。2009年、日本ツアーにおいて、20ラウンド以上プレーし、かつ平均ストロークが73未満の選手を対象としました。対象となる全32選手のランキング結果を次の表に示しました。
ご覧の通り、最下位、つまり最も出入りの激しいゴルフをする確率が高いのは、若林舞衣子ちゃんで38.0%でした。逆に最も出入りの激しいゴルフをしないのは、藍ちゃんで11.1%でした。我らが桃ちゃんは15.4%で第2位です。前回の分析で、スコアのばらつきが少ない方から5位だったわけですが、1ラウンドの中でも、スコアの動きの少ないゴルフをしていたことになります。
昨年の4強はというと、さくらちゃんが14位でわりとスコアが動くタイプなのに対し、智恵ちゃんが4位と動きが少なく、しのぶちゃんは7位、ミジョンさんは9位とまずまずです。
前回の分析でスコアのばらつきの最も少なかった美保さんは、あれれ、30.8%で23位です。10回に3回は出入りの激しいゴルフをしているのに、スコアは70前後でまとめてくる、帳尻あわせのうまい選手といえるでしょう。
飛ばし屋といわれる優子りん、晃子さん、タミーは、22位、27位、30位と下位です。やはりバーディー以下もとるがボギー以上も多いゴルフをしているといえるでしょう。
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